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「トークンエコノミー」が5分でわかる記事

2021年2月に、カルダノのテストネットで「MARY」へのハードフォークが発表されました。
今回のハードフォークでは、簡単に独自トークンが発行できる「ネイティブトークン」システムが実装され、カルダノ初のドル建のステーブルトークン「AgeUSD」がリリースされるなど、カルダノ界隈が非常に盛り上がっています。
なぜこの「ネイティブトークン」でこれほどまでに投資家が盛り上がっているかというと、次世代の金融システムとして話題の「トークンエコノミー」への大きな一歩となるからです。
本稿では、次世代の暗号通貨が可能にする「トークンエコノミー」の可能性について、ものすごくわかりやすく解説します!

そもそも「トークンエコノミー」って何?


「トークンエコノミー」の基本的な考え方は、よく子供時代にもらった「お勉強とご褒美」をイメージするとわかりやすいでしょう。
わかりやすいモデルで考えてみます。

【トークンエコノミーの基本的なイメージ】
①親が10枚の「お勉強トークン」を発行する。
②子供が1時間勉強するごとに、親が「お勉強トークン」を1枚、子供にあげる。
③子供は「お勉強トークン」を1枚、親に支払うことで、ゲームを1時間遊ぶことができる。

このトークンエコノミーのモデルでは、
●親は、子供にゲームをさせる代わりに、勉強をさせることができる。
●子は、勉強をすることで、ゲームを遊ぶことができる。

のように、お互いに強制をすることなく、相互に利益を得るシステムを作ることができます。
このモデルから「トークンエコノミーとは何か」というエッセンスをまとめると、下記のようにまとめることができます。

トークンエコノミーとは
・独自トークンで「特定の行為」で利益を交換する。
・「特定の行為」によって、発行者と利用者が利益を交換する。

この「トークンエコノミー」の考え方は、子供と親だけでなく、身近な経済でも探すことができます。
日本で最もわかりやすい例としては、「地域振興券」でしょう。地域振興券を先程のモデルに照らし合わせると、次のようにまとめることができます。
【地域振興券の基本モデル】
①自治体が、1万円で1万5000円分利用できる「地域振興券」を発行する。
②市民は、自治体が指定した特定地域限定で、5000円お得に買い物ができる。
③自治体は、指定した地域での経済活動を援助できる。
そのほかにも、加盟店で使用することができる「paypayポイント」や、電車の乗車や買い物で利用できる「suica」など、電子マネーの多くが「トークンエコノミー」の応用編ということができます。

なぜ、暗号通貨の登場で「トークンエコノミー」が盛り上がったのか?

従来型のトークンエコノミーは、日本でも一般化しています。
ではなぜ、暗号通貨の登場が「次世代のトークンエコノミー」を生み出したのでしょうか?
その鍵は、イーサリアムによって生み出された「スマートコントラクト」の登場にあります。
イーサリアムでは、プログラミングを使って「ある行為が行われたときに、自動的に指定の決済を行う」というスマートコントラクトが実装されました。スマートコントラクトが施されたトークンを発行することで、
・特定の使い道をすることで、トークンを受け渡す。
・入手したトークンを、特定の用途で使う。

というだけに止まらない、複雑な条件を設定したトークンの発行が可能になりました。
一見すると電子マネーでも良さそうに見えますが、イーサリアム上で作成されたトークンはネット上で一般公開されており、世界中の人々がそのトークンの取引を確認することができます。
そのため、インチキトークンや、誰も使っていないトークンであることなどは、すぐにわかってしまいます。ブロックチェーン上で作られたトークンには、通常のトークンにはない生成のしやすさ・透明性が担保されているのです。

すでに利用されているトークンエコノミー


ブロックチェーン上で作成されたトークンを使って、優れたトークンエコノミーを形成している好例としては、「brave browser」があります。
日本でも、イーサトークンの「BAT」が上場されていますね。
brave browserでは、BATを活用して、次のようなトークンエコノミーが形成されています。
【brave browser(BB)の基本モデル】
①BBが、プライバシー広告を排除し「安全な広告」のみ表示されるブラウザを提供する。
②広告メディアは、BATを広告費として「安全な広告」をBB社に支払う。
③ユーザーのPCで「安全な広告」が表示されると、ユーザーにBATが付与される。
④貯まったBATは、webメディアへのお賽銭、スタバのコーヒー購入、ドルへの換金などに使える。
(上記モデルはアメリカでの例。日本ではBATポイントが付与)

このトークンエコノミーでは、「BB社」「広告主」「ユーザー」の3社がそれぞれBATを介して利益を享受することができるモデルとなっています。
・BB社は、広告主からBAT代を受け取る。
・広告主は、BATを支払いブラウザ上に広告を出せる。
・ユーザーは広告を見るだけでBATを得て換金できる。

スマートコントラクトを活用することで、このような複雑なトークンエコノミーを比較的容易に設計することが可能になるだけでなく、透明性の高い運営を行うことで、プラットフォームへの信頼性が高まるというメリットがあります。

ブロックチェーン発のトークンエコノミーを形成することで、次のようなプラットフォームの構築ができると考えられています。

透明性の高いチャリティ(寄付)プラットフォーム

チャリティ団体などは、しばしば運営の透明性がないことが問題となっています。集まった資金のほとんどが運営団体に回っていると疑われるケースも少なくありません。チャリティ団体への寄付をブロックチェーンで行うことで、資金の使用方法を完全に透明化したプラットフォームを構築できます。

商品履歴を追跡できる小売システム

日本では、一般的な店舗で売られている商品が偽物かを疑うことは少ないですが、世界的には常に疑ってショッピングすることが必要となっています。流通商品にブロックチェーンで記録を施すことで、改ざんできない、確かな身元の商品を届けることができるシステムが考案されています。

個人情報を「売れる」SNS

FacebookやTwitterなどのSNSでは、ユーザーの個人情報を活用して、広告主が特定の個人に向けた広告を出すことで莫大な利益を生み出しています。通常、ユーザーは自身のどのような情報が活用されているか、知る術はありませんし、そこから直接的な利益を得ることはできません。
ブロックチェーンを活用したSNSが生み出された場合、ユーザーが「どの個人情報を、誰に公開するか」を選択することが可能になります。「ある個人情報を開示することで、それを活用した広告主からトークンを得る」ような仕組みが生まれた場合、SNSを利用することでお小遣いがもらえる、という社会が生まれるでしょう。
カルダノのプラットフォームではすでに、個人IDを自己管理できるアプリ「Atala Prism」が登場しており「個人情報を自分たちのものに!」という動きが出てきています。

トークンエコノミーで「ユーザーの権利」が高まる


暗号通貨を活用したトークンエコノミーの可能性を見ていくと、1つの共通性があります。それは、「プラットフォーマーとユーザーが、より対等になる」という可能性です。
現在のプラットフォームの多くは、ユーザーに利便性を与えながらも「提供する利便性以上の利益を出しているのではないか」ということが問題になっています。
ブロックチェーンによるプラットフォームを構築することで、運営におけるトランザクションが透明化されたり、提供される個人情報を自分で選び、それによって利益を得るという仕組みが可能になります。
暗号通貨によるトークンエコノミーは、ユーザーの権利をさらに向上させることを目的に、日々開発が進められているのです。

トークンエコノミーの最大の敵は、詐欺と法律

スマートコントラクトの登場以来、さまざまなビジネス構想を元に可能性が広がっているトークンエコノミーですが、課題も少なくありません。
第一の課題はやはり「詐欺」の大量生産です。イーサリアムの登場によってこれまで無数のICOトークンが生み出されましたが、「多額の資金調達を行った後に蒸発する」といった詐欺案件が多数を占めます。
そのため、日本などではカスタムトークンの発行ができず、トークンエコノミーの大きな足枷となっています。
法整備や社会の認知度を高めることで法律の改正が行われることで、さまざまな形でトークンエコノミーが形成されるようになると、よりユーザーに優しい経済の仕組みが生まれると思われます。
そのときこそ、スマートコントラクトやネイティブトークンを実装した、カルダノの大きな飛躍が見込まれると言えるでしょう。

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トレードしないでADA(カルダノ)を増やす方法

カルダノ(ADA)価格がついに50円を超え、本格的な上げ相場の兆しが見えてきました。
前回投稿した「カルダノが5分でわかる記事」も、価格上昇に合わせて多くの方に読んでいただいています。

しかし、せっかく買ったADAですが、すぐに利確してBTCやUSDTに交換していませんか?
トレードをすることで多くの利益を生み出すことも可能ですが、価格が大きく動く相場の最中にトレードを行うのは、大きなリスクもともないます。
実は、カルダノのホルダーの約70%が、「ステーキング」という「トレードをしないでADAを増やせる方法」で、着実に資産を増やしています。このステーキングこそ、現時点でカルダノの価格の大きな下支えになっていると言えます。
本稿では、トレードをしないでADAを増やすための「ステーキング」について紹介します。

年利5%が得られる、カルダノの「ステーキング」

カルダノの場合は、「ステーキング」を行うことで年間にして約5%分のADAを利息て受け取れるシステムで運営されています。
例えば、1万ADAをステーキングすれば、ADAを持っているだけで500ADAを受け取ることができます。
その仕組みをわかりやすくまとめると、次のようになります。

カルダノのステーキングまとめ
①取引所などでADAを購入する。
②カルダノの公式ウォレットアプリにADAを送金する。
ダイダロスウォレットヨロイウォレット
③ウォレットアプリの「委任(delegation)」から「ステークプール」を選ぶ。
④選んだプールに資金を「委任する(delegate)」。
以上のフローを行うことで、リスクの高いトレーディングをすることなく、委任から3エポック後(約15日後)に、委任量に応じてADAによる報酬を得ることができます(その後は5日ごとに報酬が得られます)。
銀行に預けているような感覚で、年間5%程度の「利息」が得られるのが「ステーキング」の魅力です。

どうして「ステーキング」で利息がもらえるの?

実は、カルダノのステーキングで得られるADAは「利息」ではなく「リワード(報酬)」と呼ばれます。
これは、ステーキングプールに「委任」を行うことで、一般のホルダーもブロックチェーンの運営者になれるからです。
そもそも「ステーキング」とは、英語の「stake(出資)」が元々の言葉です。あるプロジェクトに出資するなど利害関係がある人や企業を「ステークホルダー(stake holder)と言ったりします。
カルダノの場合、各ステーキングプールがホルダーの信任を得て、代理でブロックチェーンを作成するという考え方で運営されています。ステーキングプールは「ADAの委任量に応じた回数、ブロックの作成権を得られる」ため、一般ホルダーの方から委任されたADA量が多いほど、リワードを多くもらえます。
そのため、カルダノのブロックチェーンは、プール運営者だけでなく、ホルダーの皆さんの役割も大きいと言えます。ADAを所有して信頼できるステーキングプールに「委任」をすることで、健全なブロック作成に貢献し、ホルダーの皆さんもリワードを受け取ることができます。

カルダノのステーキングQ&A

 Q1:ステーキングをするには、ADAはいくら必要なの?  A1:委任をするために、約0.17ADA程度の登録料が必要です。最低委任量は10ADAから。少額でのステーキングができます。

 Q2:プールにADAを送金するんですか?  A2:いいえ。カルダノのステーキングでは、ステーキングプールに1ADAも送金せず行うことができます。つまり、安全性の高いヨロイウォレットやダイダロスウォレットで資金を保管しながら、ステーキングを行うことができます。もちろんその間、そのアカウントのADAを使って売買することができます。
カルダノのステーキングでは、「1ADA」=「1投票権」というイメージがわかりやすいでしょう。皆さんの「得票数(ADA)」をステーキングプールに「委任」し、ブロック生成権を勝ち取ります。あくまで権利を委任するため、権利自体は常にホルダーのものです。

 Q3:ステーキングすると、定期預金のような「ロックアップ」があるのでは?  A3:ありません。ウォレットのADAは、いつでも自由に出し入れすることができます。カルダノでは、ブロック生成のスケジュールを5日ごとに「エポック」という単位で区切っています。委任したADA量の記録は2エポック前の記録で運営されているため、ADAを決済で使いながらステーキングを行うことが可能です。

 Q4:え? つまり、デメリットってないの?  A4:思いつきません(笑) 個人的には、ADAホルダーであればステーキングをしないと損だと思います(汗)
あえてデメリットをあげれば、「BTCなどに交換しようとしたときに一度取引所に送るのが面倒」というのがあげられます。それでも、送金は他の暗号資産よりずっと高速です。

 Q5:委任先は、どうやって選べばいいの?  A5:委任先は、ダイダロスウォレットやヨロイウォレットから選ぶことができます。
「賢いステーキングプールの選び方」は、次の記事でまとめています。
プール運営者が教える「ステーキングプールの選び方」

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カルダノ(ADA)が5分でわかる記事

カルダノ(ADA)ホルダーの皆さん、こんにちは!
カルダノ・ステーキングプール「Coffee Pool」の管理人です。
2021年に入ってADA価格は40円を超え、ホルダーの方々に春が巡ってきそうな気配がありますね!
もともとホルダーではなかった方の中にも「今後の期待を込めて思わず買っちゃった」という方も少なくないかもしれません。
そこで本記事では、「とりあえず買ってみたけど、ADAってどういうコイン?」という方に向けて、手っ取り早くカルダノが理解できるポイントを超ざっくりお伝えします。

カルダノは「第3世代の暗号通貨」

カルダノを調べる場合に、必ずと言っていいほど登場するのが、この「第3世代の暗号通貨」という表現です。この「第3世代」とは、「ビットコイン(第1世代)と「イーサリアム(第2世代)の次の暗号通貨」という意味です。
一言でまとめると、「ビットコインとイーサリアムの問題を解決する」ために開発された」のが、カルダノです。
ビットコインとイーサリアムは、それぞれ暗号通貨の中でトップクラスの人気を誇りますが、それぞれ大きな問題点があります。ここで、その特徴と問題点を整理してみましょう。

カルダノは「第3世代の暗号通貨」

まず、ビットコインについて復習してみましょう。

・ビットコイン(第1世代 2009年リリース)


【特徴】
・ブロックチェーンを活用した、ハッキングが難しい決済システム。
・P2P&オープンソースで、誰でもブロックチェーンにに参加できる。
・発行量に上限があり、増加することができない。
【問題点】
・マシンパワーで運営者が決まる(PoW)ため、権力が集中化しつつある。
・消費電力がインフレし、一国の年間消費電力に匹敵するほどに悪化。
・送金速度が遅く、世界中の取引に対応できない。

ビットコインは、世界で初めて成功した暗号通貨であり、完全にシステムだけで通貨の発行が決まる特徴があります。「マイニングプール」として、取引システムに参加することは誰にでも可能ですが、システム自体に介入して不正を行うことは極めて難しい、安全性の高さが特徴です。
その一方、「CPUパワーが強い団体のみが運営権を取れる」システムのため、価格の高騰とともにマシンパワーの競争が勃発しました。
これによって、一部の巨大組織しか参入できないという集中化が起こり、膨大な消費電力による環境破壊への懸念も強まっています。

・イーサリアム(第2世代 2015年リリース)


【特徴】
・スマートコントラクトの実装。
・カスタムトークンが作成できる。
・マシンパワーに左右されない決済システム(PoS)
【問題点】
・膨大な取引量が発生すると速度が遅る上に送金料が高騰する。
・ステーキングは32ETH必要。
・2021年いっぱいはPoWも並行しており完全なPoSではない。
・発行量に制限がなくインフレが起こる可能性がある。
・将来的な運営方針が不透明。

イーサリアムは、ビットコインで生まれたブロックチェーンの概念をベースとし、暗号通貨に「決済の条件設定」を加えることで、より自由な取引を行える仕組み「スマートコントラクト」が生まれました。
例えば「Aという条件が満たされた場合に支払われる」というようなイメージで「決済の自動化」という、全く新しいデジタル取引の概念です。
この機能の応用し、イーサリアム上に「任意の条件があるトークン」である「カスタムトークン」を生み出すことが可能になりました(暗号資産の大多数が、このカスタムトークンです)。
また、リリース当初はビットコインと同様のPoWでしたが、CPU競争ではなくトークン所持量(ステーキング量)によってブロック生成を決める「PoS」というシステムを提唱し、将来的に電力消費を抑える仕組みを発表しました。
その一方で、イーサリアムにもいくつかの問題も指摘されています。
1つは「スケーラビリティ」の問題。会計モデルの設計上、膨大な取引量に対応することができず、高騰時には頻繁に送金詰まりが発生するほか、送金量の高騰が指摘されています。
PoSについても、現在はPoWからの移行期であり、完全にPoSに対応していません。さらに、PoSでステーキングを行う場合には32ETHもの多額の資金がかかります。
またイーサリアムは、運営体制が分散化されていない、という問題があります。有名な例が、イーサリアムから分裂した「イーサリアム・クラシック」という新通貨です。「TheDAO事件」というハッキング事件がきっかけですが、イーサリアム運営陣の決断で一方的にコミュニティ全体が大きな影響を受けてしまうという問題が指摘されました。システムが分散化しても、このままでは真の分散化とは言えない、という問題です。
また、現在ではマイニングプールとの折り合いがつかず、PoSへの完全移行が暗礁に乗り上げているとも言われており、分散化システムとしての問題点が露呈しています。

・カルダノ(第3世代 2017年リリース)


【特徴】
・学会で認められたアルゴリズムで構築されている。
・スマートコントラクト実装(2021年8月予定)
・簡単に作れるネイティブトークンがある(実装済)
・PoSで、低資源での稼働が可能(実装済)
・投票システムにより多数決で運営方針される(Catalystへ今後移行予定)
・膨大な取引にも対応が可能(拡張UTXO方式)
・発行量の上限あり。
・量子コンピュータへの耐性があり安全性が高い。

こうした、メリットとデメリットがあるビットコインやイーサリアムに対し、カルダノは、そのデメリットを解消することで、何十億人のユーザーを想定した国際的規模での利用を可能としています。
スマートコントラクトを実装しつつ高速で安価に取引が可能な「拡張UTXOモデル」を実装し、イーサリアムよりも速く、送金手数料を安く取引を可能にします。
また、ゲーム理論を取り入れた投票方式「Catalyst」を採用し、アップデートに関する方針を民主主義的に決定する、全く新しい運営方式への移行が進められています。これにより、将来的な運営は投票システムによって決定され、分裂のリスクがない持続可能な運営モデルが構築されます。

さらにカルダノのチームは客観性を重視した開発を重要視しており、暗号通貨学会で論文を公開し、学会からの査読を経て開発に着手しています。これにより、安全性やスケーラビリティ、人間工学的なUIなど、さまざまな点で世界中の研究者と連携した理論を活用したシステムが構築されています。
ビットコインでは、現在、各国で開発が進められている「量子コンピュータ」によってハッキングが可能になると言われていますが、カルダノの場合、量子コンピュータへの耐性も認められているため、将来的な安全性についても考慮されています。

カルダノは、将来の実用に耐えられる暗号通貨

このように、カルダノは「何十億人もの人が使う、未来の実生活」を見据えて開発が進められる新しい暗号通貨です。
現在高騰が続くビットコインは、現在の運営コストや送金速度を鑑みると、実用としての価値はほぼ薄れています。イーサリアムは、現在も開発が進められPoSの実装やスマートコントラクトの人気により、直近の業界をリードしていく可能性は高いとみられています。

しかし、ビットコインやイーサリアムには、世界規模での活用という視点から見て、多くの弱みが指摘されています。

本稿をお読みになった方のなかには、「チャートがよかった」から購入された方も多いと思います。
暗号通貨が本当に世界規模の実生活で使われるためには、ビットコインやイーサリアムでは不十分な点が多いことは覚えておく必要があるでしょう。

ADA購入を機会に、少しでも、暗号通貨の解決策を模索するカルダノの活動に関心を持っていただけたら幸いです!

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プール運営者が教える「ステーキングプールの選び方」

[2021/2/12 アップデート版]

こんにちは! カルダノのステーキングプール「COFFE(Coffee Pool)」管理人です。
一介のADAホルダーだった私がステーキングプールを運営するようになり、ホルダー時代とはステーキングに関する考え方がガラリと変わりました。
私自身はステーキングプールを選ぶことはありませんが、「委任先の選び方がわからない」という方もまだまだ多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「(駆け出し)オペレーター目線で見た、委任先の選び方」を紹介したいと思います。

ホルダーが、委任をするときにやりがちなこと

オペレーターを初めて痛感したのが、イチホルダーだったときに「委任先の選び方がまったく分かっていなかった」ということです。
私の場合、ダイダロスウォレットで表示されるランキングを見て「マージンが低くて飽和してない、ランクが高いプール」を優先して選び、委任した後の1〜2エポック後の報酬を見て「このプールはちょっといまいちだから、次のプールにしよう」と、別のプールへ移動していました。
しかし、こういう選び方は完全に間違いでした(笑)
プール運営を開始して気づいたことですが、プールの運営状況はさまざまな要素で読み取ることができ、それを使うことで自分のスタイルにあったステーキングライフを楽しめるのです。

「ダイダロスランキングだけ」で決めるのはNG!


ダイダロスウォレットのランキングは、一見すると優秀なプールを簡単に選べる、役に立つ機能です。
しかし、実はこのランキングは、リワード報酬とは無関係に設定されており、これを参考にしてもリワードは増えません。また、上位のプールに委任が集中してすぐに飽和点に達してしまう傾向があるため、多くのプールオペレーターが「委任の集中を招いている」と問題視しています。

↑「大きな問題なのが、ダイダロスのランキングです。どうしても、100位のプールよりもランキングがトップのプールの方が心象が良くなってしまいます。1つのウォレットから複数の委任ができないことが、分散化の弊害になっています。(BEAVR)-COFFE和訳

ダイダロスウォレットを使って委任する際は、ランキングに拘らずに選わらずに、プール情報をしっかりと見極めることがROA(₳配当)を多くゲットするための秘訣です。

ブロック生成が多いからといって、配当が多いわけではない?

これは現在検証中ですが、大手プールに委任していたエポックより、【COFFE】で1ブロックを生成したエポックの方が配当率が上でした。
大きいプールだからといっても、必ずしも報酬が増えるとは限らないようです。

委任量が多く、飽和点から遠いプールを選ぶ

ステーキングプールを選ぶ際は、「そのプールが安定してブロックを生成しているか」は大きなポイントです。ここで気をつけたいのが「委任量が多いプールが、ブロック生成数が増える」という点です。
どんなにプログラミングの腕が良いオペレーターでも、委任量が少なく「LUCK(運)」を引けなければ、エポック内の生成数が「ゼロ」になってしまいます。
COFFEのような小さなプールにもチャンスが巡ってきましたが、小さいプールは「LUCK(運)」の要素に大きく左右され、生成のチャンスは安定しません。やはり、委任量が大きければ大きいほど、LUCKに大きく左右されずにコンスタントにブロック生成ができます。
委任プールを選ぶ場合は、委任量が多いプールを優先することで、安定したステーキング報酬が得られることは間違いありません。
一方で、カルダノでは1つのプールに委任量が集中することを防ぐため、Saturation(飽和点)が設定されています。委任ADAの量が増えすぎ、飽和点を超えてしまうと報酬が激減してしまいます。
そうなってしまうと利益が大きく損なわれるので、「委任量が多すぎるプール」も委任候補から排除する必要があります。
結論としては「委任量が多く、飽和点から遠いプール」を選ぶことが基本方針となります。

オペレーターがオススメする「委任プールの選び方」

しかし、単純に「委任量が多く、飽和点から遠いプール」という見方だけでは、なかなか適切にプールを絞ることはできません。
プール選びの大きなポイントとしては、プール情報サイト「adapools.org」や「pooltool.io」などのデータが大きな参考になります。
プールオペレーターであればこの2つのサイトを必ず毎日確認していますが、一般ホルダーの方にはまだまだ認知されていないのではないでしょうか。
(特に、pooltoolは、日本円での税金計算が一発でできるので要チェックです!!!)
しかし、本サイトに掲載されている情報は専門用語が多く、一般ホルダーの方にはちょっとわかりづらいので、各指標の読み方を紹介します(下記はadapoolの指標)。

・Saturation (飽和点): 委任量の飽和点までの割合。飽和点に達する(100%になる)と、すべての委任者への配当が大きく減少します。
・ROA(M): Return Of Ada。月間成績から見た「配当割合」。数値は年間利回りに計算し直しており「ここ1ヶ月でのパフォーマンスが続いた場合の年間の利回り」を意味します。
・ROA Lifetime: このプールの全データから算出した年間利回り。基本的にこの値が高いプールが狙い目です。
・Live Stake: 現状での委任ADA総量。委任されたADAは即座にそのエポックに影響を与えるわけではありません。そのため、将来的に有効になる委任ADAの総量を意味します。
・Active Stake: 現在のエポックで有効となる委任ADA量。現行のエポックでは、この値を基準にしてブロックリーダーが割り振られていることを意味します。(LiveよりActiveが多い=委任が減っている、Liveの方がActiveより多い=委任が増えている)
・Estimated Blocks in Whole Epoch: 各エポックでの予想ブロック生成数。各エポックで最低1個は生成しないと報酬が得られないため、確実に報酬を得たい場合は、基本的に2個以上のプールを選ぶとギャンブル要素が少ないプールです。
・Block Trend: 直近のブロック生成実績です。できるだけ安定して生成している方が、今後の運営も期待できると考えられます。
・Lifetime Blocks: このプールがこれまで生成したブロック数です。多ければ多いほど、経験豊富なプールだと言えます。

委任先を簡単に決めるなら、ROAと委任量がカギ!


「ちょっと数値が多すぎてむずかしい!」という方のために、手っ取り早く選べる方法を紹介します。
上のデータにある「BPE(各エポックでのブロック生成数)」と「Stake(ステーキング量)」の関係を見てみましょう。
このデータからは、大まかにいって委任量が数百万ADA以上のプールであれば、各エポックで1〜2ブロックを生成しているということが見て取れます。
また、当プール「Coffee Pool」では2021年2月6日現在、270万ADAの委任をいただいていますが、Adapoolsの「各エポックの予測ブロック生成量」で1個以上が88%となっています。

この数値から、250万ADA以上程度の委任があれば、比較的安定してブロック生成ができるのではと分析しています。
また、「ROA/Lifetime(最新のROA/これまでのROA)」では、そのプールに委任した場合の年利を見ることができます。この値が高ければ、委任量やブロック生成数を見なくても、短期目線での利回りが良いプールだと判断できます。
一見すると、大きいプールに委任したくなるのが心情ですが、小さなプールには「飽和点までかなりの余裕がある」というメリットもあります。
ついついROAが高ければ良い、と結論を出したくなりますが、なかなかそうとは言い切れないようです。ROAについて、もう少し検証してみました。

ROAの計算方法の考え方は?(2021/2/12追記)

ステークプールの運営経験を重ねながら、他のプールなどのデータを分析したところ、ROAにおける1つの仮説が浮き彫りになりました。
各ステークプールの運営データから、ROAの計算式について分析したところ、次のようなことがわかりました。

ROAの(ざっくりとした)計算方式
①LUCK=各エポックのブロック生成数÷予測ブロック生成数
②ROA=約5.35×LUCK

長期的には、大体ROA=5.35の範囲におさまる?

これをわかりやすくするために、次のプールの実績データを見てみます。

【あるプールのブロック生成数とROAの実績】
次の表は、あるプールのROAのデータから、基準点となる「係数X」を割り出したものです。

エポック

ROA

生成数/予測生成数

LUCK

係数X

245

4.419%

17 / 20.4

83%

5.324%

244

5.595%

20 / 18.9

106%

5.278%

243

5.766%

20 / 18.5

108%

5.339%

242

6.454%

22 / 18.3

120%

5.378%

241

6.04%

20 / 17.8

112%

5.393%

このデータは、プール情報サイト「adapools.org」で確認することができますが、ROAは「予測生成数を基準に、どれだけ多く(少なく)生成したか」で決まるということが言えるようです。
つまり、上の表でエポック245では、

LUCK=ブロック生成数÷予測生成数=17/20.4=83%

ここで、LUCKがROAと何かしらの関係があると仮定すると、

ROA(4.419)=LUCK(83%)×係数X

という仮定ができます。
つまり、

係数X=0.83÷4.419=5.324

という仮定が成り立ちます。

この計算式をもとに、各エポックでの係数Xを計算すると、上の表のようになります。
この平均値をとると、係数Xの平均が5.34程度になります。

他のプールのデータをいくつか取りましたが、ざっくりと係数はこの辺りにまとまるようでした。
マージンなどの関係性などを含める必要性があると思われますが、正確かはまだ検証中ですが、「5.34あたりの係数を基準に、ブロック生成数と予測生成数の割合(LUCK)でROAが決まる」ということは言えそうです。

長期目線だと、実はROAは変わらない?(2021/2/12追記)

このROAの計算式から何がわかるかというと、「長期目線だと、ROAは大体同程度に落ち着く」と考えることができそうです。

・小さいプールの場合
ブロック生成数=2、予測生成数=3の場合、LUCKは67%、ROAは3.5 となり、一見大幅に落ちてしまいます。しかし、
ブロック生成数=4、予測生成数=3であれば、LUCKは133%、ROAは7.11 となります。
ここでのROAの平均値は5.30 で、おおよその基準である係数X(5.34)に近い値になります。
(係数の値は、マージンや固定費で上下する可能性あり)
このようにして考えると、大きいプールでも小さいプールでも最終的な年利は近い値になる、ということができるかもしれません。

保有量に合わせて「委任戦略」を考えよう!

ROAの検証では「長期的には同程度のROAに落ち着く」という可能性を紹介しました。
では、ROAをどのように活用するかというと「継続的に一定期間、健康に運営しているか」ということをみることができます。
プールを運営してみるとわかりますが、ブロック生成数は「ステーク量に応じてランダムに割り振られる」ため、プール運営側の努力があまり反映されません。つまり、プール運営者の頑張りにかかわらず、そのエポックでの実際の生成数は増えたり減ったりします。(運営者のミスで生成のタイミングを逸してしまったりすることはあります)
そのため、どうしても各エポックでROAは増えたり減ったりします。
ROAから何が言えるかというと、「長期間しっかり運営していれば、ROAが係数に近づいて安定してくる」ということができそうです。
つまり、極端に高いプールは、
・設立してからまだ2、3ヶ月以内の新しいプール
極端に低いROAのプールは、
・飽和状態で利率が悪いプール
・まともに稼働していないためROAが低いプール
・マージンが高い?
という見方ができるかもしれません。いくらROAが高く手数料が多いプールでも、飽和点に達してしまえば報酬はグッと下がります。
これらを想定に入れながら、どのような委任先を選べば良いかを考えてみましょう。
もちろん、あなたの保有量や投資スタイルによって、ステーキングのプランも変わります。

「自信の保有量」に合わせた委任先の選び方

 ・1〜数万ADA単位のホルダー  比較的自由に委任先を選べる保有量です。飽和直前のプールでなければ、自分の委任によってプールが飽和点に達するリスクはほぼありません。長期目線で言えば飽和率90%のプールは避けるべきですが、飽和直前のプールでなければどのプールに委任しても安定した報酬が得られるでしょう。

 ・数十万ADA単位のホルダー  委任によって飽和点に達するようなリスクは少ないものの、短期的には80%に近いプール、長期的には60%以上のプールは避けた方が懸命です。小さなプールであれば委任によってブロック生成に影響を与えることができるため、短期的にも安定した報酬が得られそうです。100万以下のプールに委任すれば、大きな支援効果があります。

 ・100万〜200万ADA単位のホルダー  委任によって将来的に飽和点に達するリスクが比較的高くなるため、60%以上のプールは避けましょう。小さなプールに対しては、委任することでブロック生成が劇的に向上するため、100万以下のプールであっても「0ブロック」のリスクが大幅に減少し短期的な報酬量も安定します。

 ・300万ADA以上のホルダー  委任によって飽和点に近づくので大きいプールへの委任には注意が必要です。また、1人でも安定したブロック数の支援が可能になるため₳10M以下の小さなプールでも短期報酬が安定します。真面目に活動しているプールであれば、指標を気にせず委任しても長期的に安定したステーキングができるでしょう。

やっぱり、「長期的な信頼」がポイント

以上のことから考えると、やはり
長期的にしっかり運営してくれるか
が大きなポイントだということができそうです。
ステーキングを始めたばかりのときは、どうしても短期的なROAにこだわり、「ダイダロスの上位プール」や「ROAがやたらと大きいプール」に委任しがちかもしれません。しかし、長期的にみると、次のようなことが言えそうです。
・ダイダロス上位→人気集中で飽和点に達する(報酬が減る)
・ROAがやたらと高い→最終的には係数5.3付近に落ち着く
そのため、最終的には「数字ではなく信頼性」が重要だということができそうです。
ステーキングプールを選ぶ際は、次のような点を基準にするのが良さそうです。

・応援したいと思えるプールか。
・長期にわたってステーキングプールを安定稼働してくれるか。
・どんな相場でも折れない信念を感じるか。
・情報発信をしっかりしているか。
・飽和点に近づいたらアラートをしてくれるか。
・マージンが適切か。

取引所に預けているだけでは、Cardano(カルダノ)に秘められた「楽しさ」を味わうことができません。
どんどん委任先を開拓し、熱いステーキングライフをお過ごしください!

委任のご協力をお願いします🙇‍♂️
●本稿はカルダノステークプール「Coffee Pool」が作成しました。
COFFEの活動を応援いただける方はぜひ、COFFEへの委任をいただけたらと思います!
NAME:CoffeePool☕️
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